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第4回コンテスト (2017-2018) Fourth Competition
最優秀賞
作者自身による作品の説明
- 居酒屋の 赤提灯は 磁石かな (鍛冶屋ガーボル)
また帰りがけに居酒屋を見つけて、誘惑に負けてしまった。 - 暁に 雪そっと降る 露天風呂
去年日本に留学した時に、ホストファミリーが岐阜県の高山に連れて行ってくれました。そこの旅館に泊まって次の朝、たまたま一人で露天風呂に入ったら、雪が山の上に降りました。一生忘れない景色でした。
優秀賞
作者自身による作品の説明
- 余裕だと 思うとすぐに つらくなる (ボストンの学生)
人生の中で義務、あるいはしなければならないことがどんどん出てきます。そして、責任を果たしたところでゆっくりしようとする時にいつの間にか、また義務が出てきてしまい全然気を楽にできないこともよくあります。 - わが妻が めがね失くして 「あんただれ?」 (ダサい人間)
Wife does not recognize her husband without his glasses. Reducing his worth to only his glasses - 寒い夜 なみだが氷に なっちゃった (アシュ・ストム)
When winter begins and temperatures fall, a natural loneliness occurs. On a cold night, the speaker feels that loneliness and begins to cry, only to have their tears turn to ice on their cheeks. - 早起きは 二回戦目の 人生に (時ならぬ思春期)
朝の授業に遅れないようにいつも早起きと戦う私の心境を語る作品。 - 鍵忘れ くつねぎたくない 膝で行く (HQ)
Because it is too bothersome to take off my shoes just to go get my key, I would rather crawl on my knees to get it. - 君の名は すぐに逃げ出す 青い猫 (ドラえもんに恋するネズミ)
ドラえもんと仲良くなりたいのに、いつも逃げられてしまうねずみの気持ち。