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第9回コンテスト (2022-2023) Ninth Competition
最優秀賞
第9回上級へのとびら俳句川柳コンテスト最優秀作品
作者自身による作品の説明
- 上むけば 故郷と同じ 桜の木 (ヴォーグリ花)
ニューヨークに桜の木があり、上を向いて桜と空を眺めながら日本にいることを想像した気持ちを表した俳句です。
- 秋風や ドミノ倒しの 草なびく (蓬莱人)
ある秋の日、風が吹いていると、野原の草がドミノ倒しのように一本ずつ列に揺れるのを見かけて、その情景を句にしました。
優秀賞
第9回上級へのとびら俳句川柳コンテスト優秀作品
作者自身による作品の説明
- 猛暑日は トマトもナスも 汗をかく (Yummy)
元はみずみずしく色とりどりの新鮮なトマトやナスの果物/野菜が「汗をかく」つまり、腐るほど、今年の夏は特に暑い夏ということです。
- 天の川 いたずらっ子が 黙り込む (氷海)
天の川は、普通やかましくてよく悪戯をする子でも言葉に詰まるほどの壮大さや美しさを持っている。少なくとも、私の従姉妹がそうだったが。
- 花咲くな くしゃみと鼻水 止まらない (花粉症の人)
(説明なし)
- 丑の刻 寝させない気の 蚊の羽音 (夏油)
眠れそうな時に限って、蚊がよってくることがよくあるのでそのことを俳句にしました。
- 梅雨空や 傘が咲いてく 道の中 (ジェード)
梅雨は初夏に雨がたくさん降る季節です。道に咲く花のように、傘が開く様子を伝えたいと思いました。